診療案内Medical Treatment
シミ取り(光治療)
ステラM22 ~IPL(光治療)による美白・美肌~
田場医院では新たなシミとり機としてステラM22を2020年10月に導入しました。
ステラM22は、安全性で低侵襲的なIPL装置の分野で世界をリードするLuminis社が開発した、次世代の治療器です。IPLを用いて肌トラブルを解消するフォトフェイシャルの最上位機種であるM22が、2020年にさらなるバージョンアップをして世界デビューしました。
ステラM22が作り出す、IPL(Intense Pulsed Light)と呼ばれるカメラのフラッシュランプのような幅広い波長の光がしみ・そばかすの原因であるメラニン色素や、
赤ら顔の原因であるヘモグロビンなどに反応し、今まであきらめていた様々な肌トラブルを同時に改善します。
さらにコラーゲンを作り出す線維芽細胞の働きを活性化させるため、内側からキメの整ったハリのある素肌に導きます。
光老化により色素沈着、毛細血管拡張がある状態
IPLの光がメラニン色素やヘモグロビンに吸収され、光エネルギーが熱に変わり、ターゲットにダメージを与える
肌のターンオーバーにより損傷を受けた
病変部が排出される
同時に、繊維芽細胞が活性化され、
肌のキメやハリの改善が得られる
レーザー治療との違い
レーザーの光は単一波長ですが、IPLの光は幅広い波長です。しみに効く波長のもの、赤みに効く波長も含むため、一度の治療で異なる症状(しみ・赤み・ハリ等)に働きかけることができます。また、レーザーと比べるとIPLは光の照射時間が長く、エネルギーが弱いため、レーザーよりも作用が穏やかなものになります。その分、治療後の炎症後色素沈着が発生する可能性が低く、より安全な治療といえます。
ステラM22の特徴
1.波長の種類
ステラM22はフィルタを変えることで波長域を変換します。波長が長ければ長いほど皮膚の奥まで光が届きます。
フィルタを使い分けることで目的に合わせて治療することが可能です。
当院のステラM22はフィルタが9種類搭載されており、病変の深さやお肌の状態によってフィルタを組み合わせておひとりおひとりに合ったオーダーメイド治療を行います。
2.スポット(照射面積)の種類
施術する照射面積や状態によってスポットを選びます。例えば、お顔全体には大きなスポットでまんべんなく照射し、気になる小さな部分にはピンポイント照射が可能なスポットサイズを使用することが可能です。
ステラM22の施術頻度・回数の目安
治療は、一度ではなく、何度か続けて治療を受けていただくことにより、改善効果が期待できます。皮膚のターンオーバーに合わせ、3~5回程度の治療を受けていただくのが目安です。間隔については、お肌のお悩みをお伺いしながら、医師・看護師・スタッフの診察・カウンセリングに基づいて最適なスケジュールをご提案いたします。
おすすめの治療回数 | 3~5回程度 |
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おすすめの治療頻度 | 4~6週間に1回 |
施術の流れ
カウンセリング
肌の悩みを詳しくお聞かせいただき、最適な治療方法をご案内します。
洗 顔
メイクを落としていただきます。※スムーズに施術を行うために、自宅でメイクを落としてから来院していただくことをお願いしています。
施 術
ジェルを塗布し、照射します。ほとんど痛みを感じない方が多いようがですが、
「パチン」とゴムで弾くような軽い痛みを感じる場合もあります。(※個人差があります。)
アフターケア
施術後は少し熱感が残りますが、メイクをしてすぐにご帰宅いただけます。
治療料金(税込)
全 顔 | 1回 24,200円 |
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両 頬 | 1回 19,800円 |
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全顔&首 | 1回 33,000円 |
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鼻 | 1回 13,200円 |
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両手の甲 | 1回 19,800円 |
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ニキビ | 1回 11,000円 |
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オプション | ※エレクトロポーションによる美容液浸透施術 美白(くすみ)・シワ対策 1回 8,800円 美白・保湿効果 1回 3,300円 |
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施術後の注意
- 治療時には「パチン」とゴムで弾くような軽い痛みがあります。
- 治療後に、肌に赤みやほてりが出ることがあります。
強い赤みや水疱形成した場合には必要な治療を行いますので当院の指示に従ってください。 - 治療後に、しみやそばかすが1週間程度で自然に剥がれ落ちますが、
一時的に小さなかさぶた(マイクロクラスター)ができて、色が濃くなります。 - 施術直後よりお化粧が可能です。
治療を受けられない方
- 施術部位に金属糸または金属プレート等を入れている方
- 心臓ペースメーカー等埋め込み型医療機器を体内に埋め込んでいる方、心臓に疾患がある方
- 皮膚悪性腫瘍、前癌病変、またはその疑いがある方
- 施術部位に重篤な皮膚疾患および感染症がある方
- ケロイドを有する部位およびケロイド体質の方
- 出血性疾患を発症している方
- 糖尿病の方
- ヘルペスウイルスの方
- 妊娠している方
- アルコール中毒、薬物中毒のような精神神経症の方
- 日焼けをしている方または治療後日焼けをする可能性のある方
- 光過敏症の方または抗菌薬など光過敏反応が強く出る薬を服用中の方
よくあるご質問
ステラM22治療は何回くらい治療する必要がありますか?
患者様の肌質や症状などによって異なりますが、目安として3~5回程度の治療をお考えください。光治療は多くの場合、回数を重ねるほど効果が高くなります。
ステラM22治療にダウンタイム(日常生活に復帰するまでの期間)はありますか?
実質的なダウンタイムはほとんどなく、すぐに普段の生活に戻ることができます。治療直後からメイクすることも可能です。体質や肌質によっては、照射部位が少し赤くなったり、日焼けの後のようなほてり感を伴うことがありますが、通常は数時間でおさまります。しみなどの色素性病変は、治療後に少し黒く浮き上がるように反応し、かさぶたのようになり1週間程度で剥がれ落ちます。
疾患一覧
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